山村さん

初めて読んだ山村修さんの本は「禁煙の愉しみ (新潮OH!文庫)」。禁煙に関する本はこれしか読んだことがないけれど、それでもこの本が日本で書かれた禁煙本の中でNo.1の名著だと確信してしまうのである。それくらいすばらしい本だ。山村氏は、今年の四月から仕事を退職して本格的な執筆活動に入ったそうなのだけれど、しかし今年の8月に肺がんで亡くなったそうだ。とても残念だ。
その闘病生活の中で執筆されたのが「<狐>が選んだ入門書」だったのだそうだ。

“狐”が選んだ入門書 (ちくま新書)

“狐”が選んだ入門書 (ちくま新書)

読み進めていてづくづく思うのは、この人は本当に文章が巧い。この日記でも、山村氏の文章を目標にしようと思った。