2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月16日

妻のお祖父さんと弟、お母さんが避難してきていて、我が家は一時的ながら5人家族となった。夕食の準備に苦戦する。今までは、妻と自分の二人分のパスタを悠々と作って食べていたが、5人分のパスタを茹で、延びる前に素早くソースを絡めるのは至難の業である…

3月20日

花曇りとでも呼んで良いのか、生暖かい天気。南風が吹き、黄砂と花粉に混じってセシウムやヨウ素のチリが舞っているような気がする。 妻の弟とお母さんは、名取市の隣町である岩沼市に仮住まいを用意した。亘理町の実家に置き去りの必要な物を新しいアパート…

震災の個人的体験 その5

(特に書くべき事が新たに生じない限り、ここらで最終回とします。)

3月14日(月)

M君と二人で朝、liqueur shop「やまや」に並ぶ。50人ほどの行列。10時から、店の前の駐車場に商品が並べられ、「1人につき3点まで」の制限付きの買い物。DE CECCOのラージサイズといくつかのレトルトを買う。 学校へ行く。担任をしている学生達の安否確…

3月15日(火)

食料が心細くなってきた。マックスバリュやイオンといった、近所の大きなスーパーには、ゾッとするような長い長い行列ができていて、短気な僕は、とても並ぶ気になれない。そこで比較的に短い、ツルハドラッグの行列に加わった。待つこと2時間、お湯を加えて…

3月13日(日)

小春日和。最高気温は17度と予報が出ていた。車で南へ30分、避難所となっている逢隈小学校へ移動。 避難所を探し回ること30分弱、義弟M君とお祖父さんに再会。「そんなに簡単に死にませんよ」とは彼の言。以下、義弟の話: 「地震発生時、友人宅にいた。揺れ…

大震災の個人的体験 その3

(時間だけは余るほどあるので、カリカリと書いていきます。)

3月12日(土)

晴れていて、少し寒い平年並みの朝。残り物の炊き込みご飯を全て食べ、早速出かける。以降は箇条書き。 マンションから海の方向を見ると、3件火災が発生している様子が見える。周囲では消防車のサイレンが鳴りっぱなしであるものの、昨日の昼からずっと燃え…

大震災の個人的体験 その2

(かなり細かいどうでも良いと思われることまで含めて書いていきます。テレビ・ラジオ情報の補完になるかもしれないので)

3月9日(水)【前震(?)】

合格者面接の日。昼前に細かな揺れ。次第に振幅が増し、通常よりも揺れの加速度が大きく、恐怖感。周囲の学生達が教員に促され、ダラダラと避難する。僕は、仕事を続けようか迷ったものの、渋々避難に同行した。中庭に集まった人々は、ワンセグで地震の規模…

3月10日(木)

余震数回。夜も揺れにより、目が覚める。

3月11日(金)

明日は、ヨーロッパへの出張の出発日。セミナー発表の準備を追い込み。2時半すぎに、小さな縦揺れを感じる。また余震だろうと判断し、仕事を継続。横揺れが来て、机の横のタワー型のパソコンがかたかた揺れる。HDDが振動で故障することを何よりも恐れた僕は…

大震災の個人的体験 その1

(かなり細かいどうでも良いと思われることまで含めて書いていきます。テレビ・ラジオ情報の補完になるかもしれないので)

記録

FONが無料開放されていて、自宅でネットに繋がるようになった。 昨日の時点でガス、水道、電気の3つが回復した。食料・燃料はまだかなり手に入りにくい状態。自宅から約100km南に位置している原発の状況も気になる。本日は冬型気圧配置で、北風が吹い…

電気来たなう!

みなさん、ありがとう

身の回りの被害は甚大ですが、無事でいます。妻の実家が、津波の被害を受けたものの、幸い命は皆、無事でした。停電、断水がずっと続いているので、近所のみんなも、協力しあっています。

探し物

来週から海外へ10日ほど出張する。それで、付け焼き刃ではあるけれど寝るべく英語を聞くようにしている。IPodに"BBC 6min English"というのを無料でダウンロードして、ダイアログもPDFで落としてと、最近はお金を使わなくても英語に触れられるのは便利にな…