大阪へ

学生の研修旅行の引率で，大阪に行ってきた。朝7:20という，理不尽なほど早い時間に，仙台空港に集合した。といっても僕は徹夜をしていたので，もっと早くても良かった。

学生の何割かは，飛行機に乗るのが初めてだったようだ。離陸のときに，機内で大歓声が起こった。僕はと言うと，最近は飛行機に乗るのが怖くて仕方ない。離陸の，エンジンに一番負荷がかかるときに，ドカンとなりはしないかと，気が気でない。死にたくないのである。

また，引率と入っても，僕は横にくっついているだけで何もしない。ただくっついて歩いている。空港の手荷物検査で，学生（未成年）がZIPPOを取り上げられているのを見た。しかしイチイチ反応しない。ZIPPOを持っていたからといって，彼がタバコを吸うとは限らない（逆もまたしかり）。なので，気楽な旅行である。

昼，南京町にて，冷たく美味くない豚まんを食べる。名物に美味い物なし。一度有名になって，客が押し寄せるようになると，どの店も一見さんだけで経営が成り立つようになる。リピーターが来なくても困らないので，品質の方は下がりがちになる。仙台の牛タンだって，一部の店を除くと，たいして美味しくない。

ホテルオークラに泊まる。良い月夜だった。