会議と引率

午前中は会議があって過ぎた。午後は一年生の工場見学に付き添って,利府の新幹線工場に行ってきた。それで一日がほぼ,終わってしまった。今日のような日は,あたかも乗り物に乗って運ばれているようで,黙って身を任せていれば過ぎてしまう。こういう労働の形に居心地の良さを感じてしまい,そういう自分を「そんなんじゃイカンよ」責める気持ちもあって,淡いストレスを感じる。

研究か,それに準ずる仕事をしている時は,今日のような一日とは対照的だ。しんどくても,ぐっと我慢して自らの力を巧く発動させないと,一日の終わりが永遠にやってこないような気分になる。もちろん,それが巧くいかなくても日は暮れるし,帰る時間になる。そういう日は「はー,俺今日なにしたんだっけ?」と不充足な気持ちに苛立つ。

今日は会議と引率。全く何も生産的な事をしていないけれど,何故か充実を感じる事に,焦る。