コミュニケーション能力

コミュニケーション能力の高い学生は、早々に内定をとってくるけれども、コミュニケーション能力に難がある学生は、なかなかに難しいと言うのは、例年の傾向で、今年も同じ傾向。

一流の企業は、そうやってコミュニケーション能力の高い学生を毎年集めているのだから、極めてコミュニケーション能力の高い人々の集団になっているはず。だったら、コミュニケーション能力の低い学生も採用して、彼とも上手にコミュニケーションしやがれ、と思うのですが違うのでしょうか?

そもそもA氏とB氏が、上手に理解し合えない状況にあるとしたら、それは両者に何らかの原因があると考えるのが普通。もし、コミュニケーションの取れ具合というのを計測できるとしたら、それは二人以上の人間が対になっているときに、始めて定義できる量だろう。「コミュニケーション能力」はある特定の人間の固有の能力ではない。

でもあたかもそういう能力が、個々人に定義できるかのように学生達が評価されている。なんかオカシイと思う