オニフスベ

先週ひと雨降って、急に暑くなった。東北地方も夏本番。また、あちこちで菌類が成長する季節でもあって、ここ数年キノコに心惹かれている僕としては、道端の様子が気になる。

今朝、学校へ向かう道ぞいの畑の脇に、大きなハンドボールくらいの白い物体が頭を出していた。

昼休みに営業のFさんをつれて現場にもどってみた。すると、さらに膨らんでいるように見える。

掘り出してみると、バレーボールくらいの大きな物体である。炎天下、僕とFさんは汗をだらだら垂らし、この異様なキノコをみてひとしきり「あはは、あはは」と笑った。白いタンクトップを来たおっさんが自転車に乗って通りすがり、そのひともこのキノコをみて驚き、3人そろって「ふはは、ふはは」と笑ったのであった。


まったくキノコの形をしていないけれども、これは「オニフスベ」というキノコ.食べても美味しくないらしい。