たっぷりの研究時間

Monaghan2006-04-20

昼過ぎに銀行へ行こうと思ったら,天気予報が言っていたとおり急に天気が荒れる。殆ど嵐に近い雨と風。しかたないので銀行は明日にする。夕方には嵐の元となった寒冷前線はさっていって,夕焼けがのぞく。

書く事がないので,研究の事を書く。

ポスドクのときは,たいてい朝から晩まで何にもなくて研究(か暇つぶし)だけしていた。前に居た研究室は粗悪な所だったので,研究室内でのセミナーもなければ,ましてや外部から人が来て話をするなんて事もない。なので朝から晩まで自分だけの時間である。で,そうするとだらだらしてしまうのである(僕の場合)。昼頃大学に来ても,ボオッとしてしまい,いろんな方の日記とか読みふけってしまう。暗くなってから「あ,やらないと」といって,漸く本腰を入れて机に向かったり。

ここに来てから,当然会議やら何やら多くて,自分の時間は減った。しかしその分細切れの時間を上手く使うようになった。「午後の講義までのあと1時間だ・・・」なんて時はかなり集中して作業できる。この方がよっぽど能率的である。

ここ2.3日,大阪でやっていたシミュレーションの理論を,もうすこし突き詰めて考えていた。紐状の高分子が,ある特殊な流路を流れるときの移動度を相手にしているのだけれど,その移動度が0から急激に上昇して1に近づくときのあるパラメタの値が,もう一つのあるパラメタの4乗に比例するという振る舞いを,上手く説明できた。かも

はじめはA4で2ページくらいの計算で説明していた物が,夕方考え直したら全く無駄で,はがき一枚くらいで済むと判明。極めて味気ない