大学院のときの

Monaghan2006-04-21

仲間たちにお花見にさそわれた。あの人たちと見る桜は夜桜と,6年くらい前から必ず決まっている。天気予報によるとしかし,今夜は仙台上空を寒気が通過し,雨は降らずともかなり寒くなるそうだ。みなさんお年を召されたのか,それでは今回はおでん,とあっけなく路線変更。シブいメンバーが集まって,とっても楽しいお酒を飲む。名取へと帰る終電もどうでも良くなって,お開きは2時くらいだったか。しかたなく駅前のサウナに宿泊。風邪気味だったので,十分に温まる。

この「サウナ」という施設,簡易ベットを50台ほど敷き詰めた広間が,お風呂と併設されている。ベットが空いていれば2000円くらいでゆっくり寝られる便利なところである。

しかし今夜は金曜。全てのベットの上には,オヤジたちがゴロリと転がっていて,空きはない。通路やロッカーの下,食堂スペースの床でも,ぴくりとも動かぬオヤジたちが死んだように寝入っている。低いイビキだけがあちらこちらから,夏の夕方のヒグラシの声のように,たえず響いて来て,ここは地獄の休憩所だ。

翌日,昼前にふらふらと外へ出る。仙台は一週間ぶりくらいの抜けるような青空だった。