兄貴

先日の日記で,「イントロを今週中に書き終わる」と書いたけれど,週末を待たずに今日書き終わった(当然未だ推敲するところは多量に残っている)。すでに書いてある§2を少し直して,漸く§3に入れる。おそい。

午前中から英語に苦しみながら,ふと落合兄貴のことを思い出した。3冠王の現中日監督の落合博満氏ではなく,「国際ジャーナリスト」落合信彦氏のことである。兄貴は若いとき,英和辞典のページを1日3ページ喰らいながら,丸暗記して,アメリカに留学したと言う(「アメリカよ!あめりかよ!」参照)。僕もそのくらい出来たら,こんな論文なんて徹夜仕事で書き上げてしまえるだろうな。。


思えば中学生だったとき,彼の著書「狼たちへの伝言」シリーズを読んでえらく感動し,「男は熱く生きねばならん」と自我に目覚めたのだった。あの本を読んでうけた印象は,当時とにかく強烈で,あれなければ全く違った人間になっていたかもしれないなと,今でも思うのである。しかし高校生くらいになって,流石に僕も正常な思考力を身につけてきた。有名なトンでも本「20世紀最後の真実」さておくにしても,どの本も極めてインチキ臭いなと思い始め,大学に入る頃には,落合氏のノンフィクション本は殆ど妄想だろうと(個人的に)確信するようになったのであった。

しかしこんなページもあるんですね。少し読んだけれど面白かった。