古墳
自宅の本棚に並んでいる本の中には,2〜3割ほど,まだ読んでいないものや,途中まで読んで忘れてしまったり飽きてしまったりした者達が眠っている。にもかかわらず,本屋に行っては新しい本を買って来るので,いくら読んでも「2〜3割」という比率は,ほぼ保存されている。
最近になっての事だけれど,読む本がとくに無い休日などに,「何か面白い本ないかな」と自分の本棚を眺めるようになった。古本屋にいるような気分で,少し楽しい。このあいだ「発見」したのは,シュリーマンの「古代への情熱」という有名な本。たぶん6〜7年前に買って,そのまま放置しつづけていた。カビ臭いページをぱらぱら読み始めてみたら,すごぶる面白いのである。遺跡の発掘というのは,宝探し的な要素があるからなのだけれど,久しぶりに胸がワクワクする本をよんだ。
触発されて,自宅から歩いて20分ほどのところにある「雷神山古墳」まで散歩した(写真は前方後円墳と小さい僕,撮影L)。月並みな表現だけれど神秘的な気分になれて,よい休日でした。
- 作者: シュリーマン,関楠生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1977/09/01
- メディア: 文庫
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