AUTO2000

先日投稿した論文で、Fluid Ropeの振動数が減少から増加に転じる高さに対するスケーリング則を予言した。でも、それはまだ証拠不十分である。そこで、より厳密なFluid Ropeのモデルを、AUTOと呼ばれる耳慣れない数理解析ソフトをつかって解析することにより、証拠を一つヒネリ出そうという、春休みの宿題をたてた。

AUTOというのは、常微分方程式偏微分方程式の解の分岐構造をしらべるソフト。そのお勉強を昨日からスタートした。

昨日は、少々苦労してMacOSXにAUTOをインストールし、英語のマニュアルをウェブで発見したところで時間切れ。

今日は、午後から取り組む。いろいろ試していると、どうもマニュアルに書いてあるとおりに動かない。七転八倒しながらwebを調べていると、http://d.hatena.ne.jp/uniker/20070623/1182681775に記述を見つける。書いてあるとおりにしたら、治った。こういうことをブログに書いてくれる人がいるというのは、本当にありがたい。これがなかったら、そのまま闇を彷徨って、あきらめていたところであった。今日はここまでで時間切れ。

計算内容を記述するcプログラムの書き方はわかったけれど、パラメーター設定ファイルの構造がまださっぱり。デモファイルをつかって、計算してみることはできるけれど、肝心の計算結果の見方がさっぱり。マニュアルが不親切であることもあるけれど、いまのところ春休み中に理解できる気がしない