ちょっとした用事を済ませに、仙台から北へ1時間ほど離れた位置にある古川という地方都市へ出かける。ちょうど同じ日に、大学院時代の恩師Hさんがフィールドワーク(?)にきているというので、その様子を見学させてもらった。古川市にある伊豆沼や蕪栗(かぶくり)沼は、日本有数の真雁の越冬地として有名だ。日没直前になると、餌場から寝床の沼へと帰宅する数千匹の雁の群れに遭遇できる。Hさんのねらいはその群れをある特殊な方法で撮影することなのだけれど、どの群れがどの方向から飛んでくるかは、日によって違うので、なかなか大変なようだ。
今日は運良く、500羽ほどの集団が二度ほど、観測地点の真上を通過していった。また見に来たい