食べ残しの油滴のことなど

シミュレーションがシビアな条件では値が収束せず、計算不能な点を改良するために、新しい手法を試す。夕刻、永遠に抜けられないと思われた恐怖のメッセージ
"floating point exception core dumped"
から脱出し、プログラムが正常に動きだす。うれしい。

油滴のこと

先日、仕事場の忘年会があって、鴨鍋を食した。
食べ終わった取り皿の上に、油がふんだんに浮いている。

油滴の大きさは何らかの規則に従っているように見える。調べてみようと思って、ペイントソフトを使い、一つ一つ数えてみたところ、直ちに頭がおかしくなりそうになる。そういう場合は学生にやらせればよろしいとおもい、話を持ちかけてみたところ、すべて断られた。

そういえば、僕の指導教官だったH氏は、結晶界面とかの表面形状をじっと睨むと、そのフラクタル次元がなんとなくわかるとかいっていたような気がする。たぶんあの方なら、上の写真をみるだけで、べき分布の指数を言い当てるのじゃなかろうか。

僕にはそんな芸当は無理なので、地道に手作業してみる。近日報告予定。