きこく

昼前、シャルルルドゴルル空港発。

コペンハーゲンで乗り継ぎ。なんかわからんが、次発便3時間遅れ。5時間待つ。

唐突に話題を転じて恐縮ですが、皆既日食とオーロラ。これは生きているうちに一度は見ておきたい自然現象だとおもっている。しかし、どちらも曇り空では見えないので、何十万円というツアーに参加してっていうのは、躊躇してしまう。

テレビのニュースによると、今回のヨーロッパ訪問の数日前から、強い太陽風が地球に到達しているという。低緯度でもオーロラが観測され、電波障害がおこる懸念もあるとの事。僕はすこし動揺した。コペンハーゲンから、徐々に南下する計画を立てていたのだけれど、それらをすべて反古にして、スカンジナビア半島を北上してやろうかしらんと、冗談半分に考えていた。

帰りの便では、北側の窓際に座る事が出来た。「もしかしたら」と窓外をにらんでいたら、徐々に見事な緑色の光が現れだした。下の二枚は、しょーもない僕のブログ史上でもっとも貴重な写真かもしれない。


飛行機の窓にカメラを押し付けて、20秒露光による撮影。