研究沈滞

先日にもチラッと書いたけれど,3月の終わりまでに論文を仕上げて投稿してから出て行く,という約束になっている。しかし,どうも今やっているシミュレーションはナンセンスな気がしてきた。最近になって見つけた,新たな文献を読んでいて,その思いが強くなる。やっぱりカウンターイオンの効果を何らかの形で取り入れたモデルにしないと,ダメなんじゃあなかろうか。

打開策もすぐ浮かばないので,新たな雑用研究の準備をしようと考えた。先週に,以下のような経緯で上から丸投げされてきたものだ。

BOSS:「これこれ云々が上手く行くような,最適なY字型流路を考えてください。君のシミュレーションで出来ますよね?Y字流路の細かなデータは,このCD-ROMに入っていると,K先生が言っていました(僕は見てないけれど)。今やっている研究の片手間に,これも3月までにお願いします。上手く行けば特許を取る事も考えているから。」
ぼく:「はぁ,」

それでCDROMを読んでみる。中には,作者不明の情報の希薄なパワーポイントファイルが一つ,実験のムービーが二つ。はっきり言ってなんにも解らない。もう少し詳しいデータを催促するメールを書こうと思ったが,上の方から「無駄だよ・・」と声が聞こえて,やめる。まあ適当にやろう。

しかし,やる気が出ない。