久しぶりの進展

この頃研究は、何をしていいやら分からなくなってボヤッとしていて、毎週の授業の準備には案外時間がかかるし、つまり去年の暮れあたりからほとんど進展がなかった。ところで学校は春休みへ移行しつつあり、授業もあらかた終わったので、時間がとれるようになった。それで先週あたりから、また計算を再開した。

fluidropeの振動数をどうやってシミュレーションから抽出するかが一つ懸案としてあって、それが解決できないことも、計算がストップしている原因であった。今日の午後、速度の重みをつけたロープの重心を計算したら、簡単にきれいな振動が出力できた。何でこんなことすぐに思いつかなかったのか。いや、正確には数ヶ月前に試していたのだけれど、そのときはつまらないミスでしくじっていたのだろう。ともかく、ほんとに久しぶりの進展で、ほっとした。

方向性はまだ見えないけれど、とりあえずデータを出せる段階まできた。愚直に、計算できることだけ計算しいくことにしよう。今夜は遅くなってしまったので、明日、octavefftをする方法を調べる。