暖冬を耐えるコーヒーの木について

先日、ベランダにいろいろな植物を植えている話を書いた。部屋の中ではアボカドとコーヒーの木を栽培している。アボカドは何も考えずに水をやっているだけで、どんどん大きくなる。一方、コーヒーの木は冬に入ってから少々元気が無く、もともと濃緑色だった葉が、全体に黄色っぽくなってしまっている。茶色く変色している部分も所々にあって、いかにも立ち枯れてしまいそうだ。

先日、Homacに買い物に行った際、ガーデニング相談員のおじいさんに現状を話し、対策を尋ねた。どうもコーヒーの木が寒さに弱いのが原因のようである(聞かなくてもうすうす分かってはいたが)。それで、寝る前には、45度くらいのお湯の入ったコップを鉢の隣に置き、うえから段ボールをかぶせている。気休めでしかないので、はやく暖かくなってくれるのを待っている。

そもそも今年は、まれに見る暖冬であった。それでもコーヒーの木にとっては、枯れ死にそうになるくらい寒かったようだ。そんなことでは、次の冬はどうなってどうなってしまうのだ?

ここ数年の暖冬傾向は、地球規模の大変な問題である。けれども僕は、僕の部屋のコーヒーの木のことを想い、「来年の冬は、今年以上の暖冬になってくれないかな」と考えてしまう。