引き落とし、肩すかし、はたき込み

名古屋場所では14日目、白鵬が「変化」をして稀勢の里を下した*1。それにたいして。「横綱の品格をけがす」とか、「日本の相撲の伝統に反する」とか、ブーイングが出ている。

横綱は「変化」のような奇襲作戦をとるべきではない、なぜならそれが相撲界の伝統だから。と、外国出身の力士に説明しても理解できないだろう。どんな相撲だっていいから、勝てばいいじゃないの、と考えるに違いない。

そんな回りくどいことを言わずに、フェイントばっかりの相撲では、観戦していて面白くないからと説明すれば良い。相撲は興行であるので、つまらない相撲をやってはならない、と説明すれば、わかりやすいだろう。

そういえば先日の全英オープンゴルフでも、多くのゴルファーがティーショットをアイアンで打っていたが、あれも観客からすると、ちょっと物足りなかった。

*1:観客として、あの変化に白鵬の衰えの兆しを感じた