すばらしいスピーカ

Monaghan2006-08-31

昨日,仙台にもどって来る。出張後に休暇を取って帰省していたとはいえ,もどって来て疲れ果てている。実家で過ごす数日間というのは,半分苦行のような物である。

八月の最終日の今日は,休暇を取って,部屋の掃除などした。天気が良く,湿度は35%ほど。カリフォルニアの夏は,たぶんこんな感じなのだろう(知らないけど。ところで最近つとに思うが,仙台の夏は日本一最悪である。)夏の間にすっかり湿りきっていた,部屋の中の色々な物を干す。

夕方になって,用事もないのにHomacへいく。ハンガーや,柔軟剤などを買っていたら,体脂肪率の測定機能がついた体重計が気になった。値段は8000円くらい。最近のは骨密度や筋肉の量も測れるらしく,とても魅力的だ。買ってしまうか止めるか,10分くらい迷った。「どんな良品を買うにしても衝動買いは良くない」と結論し,止めにした。良断であったと思う。

帰り道,ローソンのある交差点の一角に,気になっていたオーディオショップがあって,一寸冷やかすつもりで入る。店内にはDiatoneJBLのスピーカ,Luxmanやmarantzのアンプなどが所狭しと並んでいる。「おおすごい」と呟きながら,volumeつまみをぐりぐりまわしたりしながら,しばし冷やかし。片隅に「Bose121 westBorough」というスピーカがぽつんとおいてあるのを発見して,僕はにわかに興奮した。これは昔から,喉から手が出る程欲しいと思っていたのだった。ヨドバシのオーディオコーナーに立ち寄った時は,必ず視聴していて,その度にクレジットカードに手が伸びるのを何度我慢したことか…。店の主人に話をして,その場で買ってしまった。25000円。定価の半分以下だから,良い買い物であった。Hさんの車にスピーカを載せて,興奮を抑えながらアパートに帰る。

今までは,大学のときの師匠(指導教官)Hさんの自作フルレンジスピーカを,譲り受けて使っていた。それも上質の音が出るので,気に入っていた。それらを外して,boseに付け替える。適当なCDを取り出してならしてみたら,ビックリ仰天である。大して変わらないじゃあないか!でもまあいいや*1

*1:誤解の無いように書き添えておくが,これは決してboseのスピーカが悪い所為じゃなく,Hさんの自作スピーカが優秀すぎる所為だと,僕は理解している。ようするに僕には,スピーカの善し悪しなどわからないのだ。